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SAIの線画は通常レイヤーの鉛筆ブラシで!レイヤー分けのコツは?

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今日は擬人化サイ子ちゃんの線画を通常レイヤーで描き足していきます!

前回のペン入れレイヤーの線画は完成にはほど遠かったもんね。
今日は通常のレイヤーと鉛筆ブラシだけ使って描くの?

 

>>擬人化サイ子ちゃんのペン入れレイヤーを使った線画イラストはこちらから

通常レイヤーで線画を描いていて「曲線ツールを使わないと難しいな」と思った部分だけ、ちょこっとペン入れレイヤーを使ったりもしたけど、基本的に鉛筆ブラシで描いていくよ。

 

それでは、擬人化サイ子ちゃんの線画を通常レイヤーで描き足していきます!

SAIの線画を通常レイヤーで描き足し!

前回は、ペン入れレイヤーを使って下書きに沿って線画を描いていきました。
その結果がこちらなのですが…。

 

 

今回は、まず、このペン入れレイヤーで描いた線に線を描き足していきます。
最初に線を描き足すのは顔から。

 

 

ペン入れレイヤーで描いた線画のままだと線に強弱が足りないことから、線の強弱を付けます。
それと、耳の中の細かい部分も描き足していきます。

 

この耳の部分って描く人によって描き方が全然違って面白いですよねw
人物キャラのイラストは、目に描いている人のクセが出ることが多いのですが、この耳の部分も注目してみると意外と面白かったりします。

SAIの線画は鉛筆で太さを調整しながら

顔を描き終わったら、服や身体を描いていきます。
前回描いたペン入れレイヤーでは、肌・服・サロペット&帽子の3つにレイヤーを分けたので、それぞれのレイヤーの線画を描き足します。

 

ペン入れレイヤーの筆圧変更でもある程度の線の強弱は付けられるのですが、やっぱり線の強弱を付ける作業は手描きでなくては綺麗に描けない部分がたくさんあります。
ペン入れレイヤーの筆圧で太くする線は、太くする範囲が広いところだけにして、それ以外の部分は手描きで調整していきます。

 

それでは、まずは肌レイヤーの線画を描き足しました。

 

 

描けていなかったのは手だけだったので、手を描きました。
ちなみに、この手はペン入れレイヤーは一切使わずに全て手書きです。手ぶれなしに設定していると、線がガタついてしまうことがあるので、手ぶれ補正を5くらいに設定しています。

 

そして、後は服とサロペット&帽子のレイヤーの線画を描き足しました。

 

 

ここまでがペン入れレイヤーの修正です。
ちなみに、下書きを非表示にしてみるとこんな感じ~!

 

 

まだまだ未完成感が強すぎて何を書いているのかが良く分からないですよねw
なので、次は、ペン入れレイヤーで描いた部分以外の線画を描いていきます。

 

とはいっても、残りの部分がかなり少ないので、後は顔とサロペットの金具部分、手に持っている筆を通常レイヤーの鉛筆ブラシで描き足して…。

 

 

髪以外の線画が完成しました!
筆だけは鉛筆ブラシで手描きするのが難しかったので、ペン入れレイヤーを使って直線ツールと曲線ツールを使いました。

下書きレイヤーを非表示にするとこんな感じです。

 

 

やっぱり線画を描くときに重視したのは、線画の線の太さです。
線の場所によって強弱を変えることで、線画にも立体感が出るように心がけました。

 

だいたい太くなる部分は、服のシワの部分と線と線を繋ぐ境目の部分です。

 

 

細くなる所は特に気にしていないので、太くする部分だけを覚えておくとそれなりの線画になりますよ~。

SAIの線画はレイヤー分けしておくと色塗りに役立つ!

ここで、髪以外の線画が完成したのですが…。
ペン入れレイヤーで線画を描いたときは、レイヤーを3枚に分けていましたよね。

 

その後の書き足しで、わたしがどのくらいレイヤー使ったと思います…?

 

正解は8枚!

最初に作った3枚にレイヤーに加えて、4枚もレイヤーを足していました!

 

このレイヤーをどのように分けたのかを見てみると…。

まずは肌。

 

 

肌を描いた…というよりは、輪郭ですね。
顔や身体に関係なく、肌色になる部分だけを描いた線がのレイヤーです。

 

次に服。

 

 

服…といっても、サロペットの中に着ている服のことです。
ベストを着ている時はベストと別々のレイヤーにしますし、とにかく服は着ているものによってレイヤーを変えるパターンが多いです。

 

そしてサロペットと帽子。

 

 

サロペットと帽子を同じレイヤーにしたのは、同じ色で色塗りする予定だったのと、線同士が繋がっていないからです。
先ほど描いた服とサロペットを同じレイヤーにしてしまうと、どちらかの線を修正したくなったときに細かく消さなくてはいけなくなるのでレイヤーは別にしています。

 

次はサロペットの金具と筆の金属の部分。

 

 

正直ここまで細かく分ける必要もないのですが、こうしておくと後々楽なので同じレイヤーに2つだけ描きました。

 

次は筆。

 

 

先ほど描いた金具以外の部分です。

 

次は口と頬。

 

 

顔も1つのレイヤーにまとめずにパーツごとに分けています。

 

そして、まつ毛と歯。

 

 

これだけ見るとめっちゃ怖い…w
口と歯、まつ毛と黒目を分けていると色塗りがしやすいです。

 

最後に、黒目と眉。

 

 

これもここだけ見ると気持ち悪い…w

 

で、ここまで書いていて、何故こんなに細かくレイヤー分けしているのかについてはまだ書いていなかったのですが…。
記事の中で何度も「色塗りの時に便利」ということを書きました。

 

何故、色塗りの時に線画レイヤーを細かく分けていると便利なのかというと…。

わたしは色塗りをした後に線画の色を変えるからです。

 

線画の色を変えるときに、肌なら肌だけのレイヤーを作っておくと、肌の線画をまとめて同じ色に変更できるのでかなり便利です。

線画を描くときは細かくレイヤー分けがおすすめです!

SAIの線画を通常レイヤーで描くまとめ

やっと線画が終わりに近づいてきた~。

後は髪を描くだけだね~。

うん。でも髪の線画が1番面倒だからね。
特にロングヘアーは面倒くさくて、もうスキンヘッドでも良いかなと思っちゃう。

それはやめて。

かくぬる工房のイラストは、全て運営者のひいろがSAI(ときどきPhotoshop)を使って手描きで描いています。 素人が手描きで描いていますので至らない点もございます。

こちらで配布している素材・ぬりえ・カレンダーは全て無料でダウンロードできますので、ご自由にお持ち帰りください。 使用の際の事前報告やクレジット表示の必要はありませんが、気に入ったイラストがございましたらシェアしていただけたら嬉しいです。
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